今回はスキレットについて。網で焼く肉も美味いですがスキレットがあれば様々な調理法で焼くことが可能。もちろん肉以外も焼けるので重宝します。ここではワタシが愛用しているキャプテンスタッグのスキレットについて紹介してみたいと思います。
庶民の味方!キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグといえばコストパフォーマンスに優れた庶民の味方という印象。スキレットもお買い得な値段なんです。ワタシが購入したのは16センチのスキレット。
ワタシはAmazonで購入しましたが購入時の金額は592円。最安とまではいかないまでも十分安い。最近ではダイソーでも300円でスキレットが売られていますが、深さが30ミリと少し浅い。肉を焼くだけなら問題なさそうですが、アヒージョ等を作るにはちょっと浅いと思います。しかしキャプテンスタッグのスキレットは深さ45ミリありますので、アヒージョも安心して作れるでしょう。
使用前のシーズニング
スキレットを購入したらシーズニングを行う必要があります。シーズニングは簡単に言えばスキレットに油を馴染ませ焦げ付きを抑えることです。詳細については省きますが、使用前にシーズニングを行うことで肉を焼く際にも快適に焼くことが出来ます。
シーズニングを行う前に、購入したばかりのスキレットは保存用の油が塗布されているため、食器洗い用の洗剤でゴシゴシと洗い落します。結構ガンコに付着しているのでしっかり洗って乾かします。
シーズニングに必要なのは以下の通り。
- 鍋つかみ
- オリーブオイル等の塩分の含まれていない食用油
- キッチンペーパー
- 箸またはトング
まず乾いたスキレットをコンロで火に掛けて煙が出るまで加熱します。水分が蒸発し空焚き状態になるまで加熱したら火を止め、折りたたんだキッチンペーパーにオリーブオイルを含ませ、スキレットに塗り込んでいきます。この際、スキレットは熱いので鍋つかみを使って火傷に注意してください。塗り込む際には調理する面だけでなく、持ち手や裏側含め全体に塗り込みましょう。最初はキッチンペーパーが真っ黒になると思いますが、この工程を数回行うことでマシになります。
最後に野菜くずをスキレットで炒めてスキレット特有の鉄臭さを取り除きます。ワタシは人参をスライスして使用しましたが、何でもいいみたいです。香りの強い野菜の方が良いとの話もあります。
これでスキレットの準備が整いました。
スキレットの実用例
ワタシは多くの場合スキレットを焚火で使うことが多いです。スキレットは鋳鉄製で一旦加熱すると冷めにくく、焚火でも加熱ムラになりにくいので安心して使用できます。
スキレットを使うことでニンニクスライスと一緒に焼くことが出来ますし、フランベも出来ます。余った肉汁でソースも作れますので網焼きと違った味わいになるのも魅力です。また蓋も出来るのでハンバーグもふっくら焼きあがります。
スキレットでガーリックペッパーライスを作るのもアリですね。シーズニングをしっかり行えば焦げ付かず熱々のまま食べられます。
スキレットは朝食作りにも役立ちます。ベーコンエッグはワタシ的に欠かせません。食パンと共に食べれば朝から優勝です。
蓋は自作可能
蓋もキャプテンスタッグで売られていますが、なぜか蓋の方が高い。そこで100円均一で代用品を探したところ、セリアで売られている16センチのステンレス製丸皿がジャストフィット。
この丸皿に穴を空け、鍋ツマミを取り付ければ蓋の完成。鍋ツマミもセリアで購入したので総額220円。
しかしこれを作った後に知ったのですが、このステンレス製丸皿。磁石に引っ付くんです。そのため鍋ツマミの代わりにフック付きのマグネットを使用すれば穴を空けずに蓋として使用することが可能。ちょっと勿体ないことをしましたね。
使用後のお手入れ
スキレットを使用した後は洗剤を使わずタワシで擦り洗いするのが基本。洗剤を使うとシーズニングで染み込ませた油分が洗い流されてしまうためです。とは言え肉を焼けば脂でベタベタになります。そんな時は洗剤で洗ってもOKですが、洗剤で洗った後は空焼きしてシーズニングを再度行いましょう。
逆にスキレットを油汚れがついたまま火に掛け汚れを焼き切ることで奇麗にする方法もあります。焦げた汚れがポロポロと取れて奇麗になりますが、この場合も最後に油を塗布して錆を防止する方が良いようです。
色々と便利に使えるスキレット。必ず持参する調理器具です。オススメです♪