イレクターパイプでタープポールを自作した話

ホームセンターでイレクターパイプを購入しDIYでタープポールを自作した話。安価で好みの長さのタープポールが比較的簡単に作れました。

買ってきて組み立てるだけ

現在愛用しているDODのいつかのタープには230センチのポールが付属していますが、張り方をアレンジする際に短めのポールも欲しいと思うようになりました。普通であれば伸縮可能なタープポールを購入するんでしょうが、色々調べていると自作している方も居るようで。しかしタープポールは急な突風にも耐えうる強度が必要ですから自作する際の材料選定が重要。更に調べた結果、イレクターパイプに辿り着きました。

イレクターパイプは矢崎化工株式会社の製品で薄いスチールパイプにプラスティック被膜を施したもの。丈夫で錆に強く、DIY向きな素材。

またジョイントパーツも豊富で様々な形状に組み上げられます。直径も28ミリあるためタープポールとして使用しても問題なさそうです。

早速イレクターパイプを購入できる場所を調べ、職場近くにあるホームズで購入。

長さ60センチのイレクターパイプを3本と連結するためのジョイントを2個。またポール先端に使用するアジャスターとポール端部に使用するゴムキャップを購入しました。他にもジョイントを接着する専用接着剤のサンアロー接着液とM8のボルトをお買い上げ。総額で2000円程でした。詳細は以下の通りとなります。

  • イレクターパイプ ブラック φ28 600mm 3本 
  • J-23A ジョイント 2個
  • アジャスター 1個
  • ゴムアウターAセット 1個

まずはポール先端となるアジャスターを分解し、買ってきたM8ボルトと入れ替えます。これでタープのハトメに差し込むことが可能になります。

続いてポール端部にゴムキャップを取り付けます。ゴムアウターAセットを購入するとゴムキャップと中栓が入っているので中栓を取付後にゴムキャップを装着します。

最後にイレクターパイプにジョイントとアジャスターをサンアロー接着液で接着します。サンアロー接着液は非常にサラサラとした液状です。スポイトに細い管を取り付けてジョイントの隙間に流し込むように接着するようです。

作業前に付属の説明書を読んでイメージトレーニングを行います。今回は3分割式なので、ゴムキャップを取り付けたものの反対側と、中間ポールの片側にジョイントを接着することに。これで中間ポール無しでの使用も可能になります。ジョイントとポールがまっすぐになるよう固定し、スポイトで接着液をジョイントの隙間に流し込み硬化するまでしばらくそのまま保持します。硬化するまでは数分とかからず硬化しました。

しかし接着液が本当にサラサラで流し込む量が少しでも多いと溢れ出て垂れてしまいます。垂れた接着液はすぐに拭き取らないとジョイントパーツを溶かしてしまうので注意してください。実際ワタシも溢れ出てしまい跡が残ってしまいました。

こんな感じでジョイントパーツとアジャスターを接着すればタープポールは完成です。

パッと見た目は市販品と遜色ない感じです。組立後に連結させて確認してみましたがしっかりしていて大丈夫そうです。ジョイント部の差し込み深さは3センチと浅く感じますが、片側を接着してありガタツキも少ないのでガイロープを張っている限りは問題なさそうです。

実際に使用してみた

実際にタープ張ってみた際には2本連結して使用してみましたが、全く問題ありませんでした。まだ3本連結しての使用は行っていませんが、恐らく大丈夫でしょう。

分かりにくい画像でスイマセン

イレクターパイプは長さも様々ですので好みの長さのポールを自作することが可能です。接着する程度の簡単な作業で出来るので自作するのもアリだと思います♪

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