2月中旬に渓流園地でソロキャンプした話

2月中旬に貝塚市の渓流園地へソロキャンプに行った話。漆黒の森とも呼ばれる関西でも有名なキャンプ場。貝塚市の山の奥深くにある渓流園地へ初めて行ってきました。

残雪の景色が壮観

2月18日は金曜日でしたが有給取得していたため、朝から支度を整え現地へ。到着は昼頃でしたが、前日までの急激な冷え込みにより雪が降っていたようですが、それがまだ残っていました。山奥すぎて雪も解け切らなかったようです。

私の車はノーマルタイヤだったため恐る恐る橋を渡り、一旦車を止めて場所探し。事前の調査により奥の方にソロ向けの場所があることを知っていたため、そちらの方へ向かってみたところ空きがあったため車を横付けして荷物を降ろし設営準備を進めていると、程なくして管理人のおっちゃんが軽トラに乗って来られたので料金を支払いました。

今回のサイトは奥が谷になっていて渓流が流れています。これが渓流園地と呼ばれる所以でしょう。周辺には少しながら雪が残っており、雰囲気満点です。来てよかったと思った瞬間でした。

平日ながらも何組もの利用者がいらっしゃいましたが、この雰囲気なら納得。足を運んだ甲斐がありました。
昼飯がまだだったため、取り急ぎテントを張って簡単に設営して昼食の準備に取り掛かります。

昼食はメスティンを使ったパスタ料理を作ってみたくてオイルサーディンを使ったパスタを作ることに。半分に折ったパスタと玉ねぎスライスをメスティンで茹で上げ、茹であがったらオイルサーディンをオイルごと入れてブラックペッパーと醤油で味付け。簡単ながらも美味しかったですね。ただパスタを茹でる際の水の量が少なかったようで途中で足すこととなりましたが、余るよりはマシかな?

お腹が満たされた後は付近を散策することに。川の方に出てみると景色が素晴らしく、しばらく眺めてました。冬の凛とした空気感と静かな森の雰囲気が都会の喧騒を忘れさせます。

川面に向かってみて気付きましたが、川の向こう側にもサイトがあるのを発見。川を渡って見に行きましたが、狭めのサイトが多く、タープ泊向きな印象でした。いつかはタープ泊にも挑戦したいものです。

散策の後は薪割りや焚火の準備を行い、寝床も整えました。地面が砂利だったこともあり、コットを使用することに。寒さ対策としてグランドシートの上に銀マット、敷毛布を敷き、コットを置いてからエアマットを載せて寝袋をセット。これなら地面からの冷気を遮断できることでしょう。寝袋も限界温度-15度ですし何とかなるかな?

漆黒の闇

日が暮れだすと寒さが本気を出してきたので焚火開始。夕飯の準備に取り掛かります。この日はスキレットで色々焼きました。ミスジ、鶏もも肉、生ウインナー等。生ウインナーが値段の割に美味かった。寒いながらもビールが捗りました。

ビールが捗るとトイレも捗る訳ですが、漆黒の森と称されるだけあって外灯が無いため本当に真っ暗。ライトは必須です。トイレまでの道中で試しにライトを消してみましたが、本当に何も見えませんでした。また夜も遅くなるとトイレの電気も消えてしまうため、用を足すのも一苦労。トイレに近いサイトが良かったかもと少し後悔。

夜が更けてくると少し風が出てきて更に寒さを感じるように。焚火で暖を取りつつタブレットで映画鑑賞。その後も焚火で火を眺めつつ特に何もしない贅沢な時間を過ごしました。

就寝前にテント内でヤカンでお湯を沸かして湯気で加温・加湿をおこないましたが、テント内温度は3度までしか上がらず。少々不安でしたが、沸かしたお湯を耐熱ペットボトルへ移して湯たんぽ代わりに寝袋に投入して就寝。足元に入れておいたら意外と暖かく快適でした。途中目が覚めたものの寒さはそれほどでもなく、割と眠れました。

焚火で朝食

起床は7時過ぎでしたが、テント内の温度は4度と思ったよりも冷え込みは控えめだったようです。とはいえテントを出れば寒いのですぐに焚火を始めます。身体が温まったところで朝食の準備。ホットサンドメーカーでホットサンドを作ります。前日に食べたオイルサーディンの残りをマヨネーズと共に挟み込んで焼き上げます。

焚火で焼き上げるのは火力調整が難しく油断してパンを焦がしちゃいましたが、味は格別でした。
朝食後も時間があったので焚火を楽しみながらゆっくりと撤収準備。10時過ぎに帰路につきました。

初めて利用した渓流園地でしたが、大自然に囲まれたサイトの雰囲気が良くて気に入りました。暗闇の中での焚火にも癒されました。またチェックアウトの時間が11時と遅めなのも嬉しいですね。ただ携帯の電波がほとんど入らないのが残念ですが、デジタルデトックスと思えばちょうどイイかも。週末は割と混み合うとのことですから、また有休貰って平日に行ってみようと思います。

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