キャプテンスタッグのコットを買ってみた話

キャプテンスタッグのコットについて。冬キャンプでの地面からの底冷え対策として買ってみましたが、安い割りにしっかりとした作りでイイ感じです。

安ければ買い!

これまではウレタン内蔵エアマットを使っていましたが、時に不満は無かったものの冬キャンプを前に底冷え対策が必要と思いAmazonでコットを物色。思いのほか安かったキャプテンスタッグのコットを発見。購入に至りました。

正式名称はロースタイルコンパクトベッドなようで。セール中だったようで購入金額は3700円。安く変えました。(2022年5月現在は4847円)

早速開封し中身を確認。

左右のフレームは三分割になるようですね。足となるフレームは丸棒が曲げられたという感じで4本あります。生地はしっかりとした厚みがあり丈夫そうです。収納袋にはフレームを組み込む際のヘラが付いてました。

箱の裏面に記載された組立説明の通りに組んでみます。生地の左右にある筒状の部分にフレームを順に差し込み、ヘラを使って滑り込ませるように入れ込みます。少し苦戦しましたが、生地の端部にあるループを引っ張りながら入れ込むとやりやすいですね。

左右のフレームを入れ終えたら足のフレームを取り付けます。フレームの穴の位置を確認しつつ、コットを横にする形で下側から差し込み上側を差し込む際に体重を掛けながら差し込むとやりやすいです。コツは上側のフレームの穴の位置をやや内向きにしておくと足のフレームを差し込みやすくなります。

組み上がったコットに寝転んでみましたが、適度な生地のたわみ具合が心地よかったですね。これなら安眠出来そうです。

テントに収めてみた

実際にキャンプにコットを持ち込んでテントに収めてみました。まずはフィールドキャンプドーム200で使用してみましたが、コットの長さが180センチでテントの幅が公称値200センチ。計算上は余裕がある感じですが、実際に入れてみると余裕が無くピッタリ。インナーテントをしっかり広げてペグ打ちすればもう少し余裕が出来ると思いますが、想定外でした。このままでもなんとか寝られそうですが、寝袋を使用するとインナーテントに触れてしまいます。夜露で寝袋が濡れる可能性も高く、少し窮屈さを感じました。

続いては山善TCワンポールテントへ入れてみました。こちらは幅240センチとかなり余裕があるため、問題ないだろうと思っていましたが、ピラミッド型のためコットの高さを考慮すると余裕が無い感じに。コット自体は当たることなく置けますが、寝転ぶとテント生地が斜めになっているため圧迫感を感じます。

頭上の圧迫感を減らすためにコットの位置を変えると足がテントに干渉するため、寝袋が結露で濡れる可能性が高く、これまた微妙な感じです。

実際にキャンプで寝てみた

最後にコットで寝てみた感想ですが、寝心地は良く快適でした。地面からの冷気は感じられず狙い通り。ただ前述の通り寝袋がテントに触れてしまった部分が結露で濡れてしまったため、注意が必要と感じました。

また寒さ対策としてコットの上にエアマットを重ねて使用した際には、寝がえりの際にマットのズレが気になりました。何らかの形でマットを固定する方が安眠出来そうです。

想定外だったのはコットの下にスペースが出来るため、荷物を押し込めばテント内が広く使えました。雨キャンプ等で屋外に荷物を置けない場合には重宝しそうです。

以上の通り、使用するテントの広さに注意が必要ですが、地面からの冷気も伝わらず、凹凸のある地面でも快適に寝ることが出来るため買って正解と思いました。

しかし寝袋が結露で濡れてしまうと撤収時に乾かす時間が必要だったり、コット自体の組立・分解の手間が増えるため一長一短といった感じもあります。実際ここ数回のキャンプでは使用していません。ただ夏になり寝袋を使用しないようになれば、コットの通気性の良さが快適性に繋がるため活躍の出番が増えることでしょう。コットテントの導入もアリかもしれませんね。

総合的に考えてもコットは持っておいて損はないと思いますが、購入時にはテント内の広さや高さに注意してください。

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