FIELDOORのフィールドキャンプドーム200を使ってみた感想

今回は現在使用しているテント、FIELDOORのフィールドキャンプドーム200について。購入に至った経緯や実際に使用してみた感想などを書いてみたいと思います。購入を検討されている方の参考になりましたら幸い。

キャノピー付きで2人でも快適なテント

このテントはワタシがキャンプに興味を持ち、初めて購入したテントとなりますが、テント選びの際に気にしていたポイントは以下の通りとなります。

  • 主にソロキャンプでの使用を考えているが息子とのデュオキャンプでも快適に使えるサイズ
  • キャノピー付きで前室が広めな構造
  • 安価であること

サイズについてはソロキャンプ用のテントでは本当に寝るだけのスペースという感じで窮屈そうに思えたのもあり、また息子とのキャンプも想定して2人で寝ても楽に使えるサイズを探しました。キャノピー付きを希望したのはソロキャンプの際にタープを張らなくても済むかと考えて。あとは値段ですが、ヘソクリでの購入だったのもあり、出来るだけ安価なものを探した次第です。

そんな条件を全て満たしたのが今回のFIELDOORのフィールドキャンプドーム200でした。

現在楽天市場では送料税込み8250円。ワタシが購入したときはセール中だったのもあり7700円で購入出来ました。まず価格面は文句なし。ポールを別途用意すればキャノピーとして使用できる構造や、200×200という少し広めなところもポイントでした。加えて付属品がしっかりしており、後で買い足すものが無さそうだったのも購入の決め手となりました。

キャンプで使用前に確認

注文して程なく届きましたが、キャンプでの使用前に部屋で組み立てて問題がないか確認することにしました。キャンプ場で使用する際に何かあっても困りますし。

収納時のサイズは長さ約60センチ、幅は20センチ弱と比較的コンパクト。重量が約3キロと持ち運びも苦労しないでしょう。キャンプ場への移動も車ですからこのサイズは特に問題なし。収納バッグ外側にコンプレッションベルトが付属しているので、キャノピーに使用するポールを一緒に縛ることも可能です。これは便利そう。

収納バッグから取り出し中身を確認していきます。すると中身にもコンプレッションベルトが2本付いています。これなら収納バッグへ入れる時にも楽に入れられそうです。こういう細かいところが有り難いですね。

コンプレッションベルトを緩め、広げていきます。また収納バッグに収めることを考え、どのように畳まれているのか写真を撮りながら広げていきます。

外側がインナーテント、その内側にフライシートがあり、フライシートの上にポールとペグがそれぞれ収納袋に入った状態で収められていました。畳まれている幅がポールの長さと同じになっており、収納時にはポールの長さを基準に畳むと元通りに収められそうです。

ポールを確認します。収納袋から取り出すと、両端にはエアパッキンが取り付けられており、破損防止への配慮が。いい仕事してますね。

ポールはメーカーサイトによると超々ジュラルミンを採用しているとか。軽量で強度もあるようですが、赤いアルマイト仕上げがカッコいいですね。使用中は見えないところですが設営時の気分はアガります。

次はペグを確認します。不足していないか本数を確認しましたが、ちゃんと14本入っていました。こちらもポール同様赤いアルマイト仕上げが施されています。ロープも一緒に収まっており、4本入っていることを確認。こちらにも赤いアルマイト仕上げの自在金具が。統一感があってイイですね。

内容物に不足がないことが確認できたので、テントを組み立ててみることに。組み立て方はメーカーサイトにて動画が公開されていたので事前に確認しておきました。インナーテントを広げて、伸ばしたポールをセットし、フライシートを被せれば完成といった感じ。狭い部屋の中でも約20分で完成しました。

フライシートを被せる際に向きが分かりづらいですが、キャノピー付きの入り口にはFIELDOORのロゴが印刷されているので、それを参考にすればOKかと。

設置後にフロア部の内寸をメジャーで実測してみたところ190センチでした。ペグを打っていないため、床面積が狭くなっているのだと思います。ペグを打つ際にテントが広がるようにすれば200センチになると思われます。

続いて天井部を確認するとランタンフックが付いていました。大事なポイントです。画像左下の黒いテープはベンチレーションのファスナー。両側についてあります。

引き続き中から各部のファスナーの開閉に問題がないかチェック。異常無し。各部の破れや縫製ミスが無いかも確認しましたが、気になるところはありませんでした。これで安心してキャンプ場に持ち込めます。あとは元通りに畳めるかですが、先にも書いた通りポールの長さに合わせてシートを畳み、ポールを芯として丸めていくことで簡単に収納することが出来ました。コンプレッションベルトも大活躍です。

実際に使用してみた感想

まだ2回しか使用していませんが、9月の始めと10月中旬に使用した際の感想を書いてみたいと思います。

初めての使用は先日記事にも書いた息子と一緒に行ったくろんど荘キャンプ場。

この際の設営は息子と一緒に行ったこともあり、ペグ打ちまで含めて30分と掛からず設営完了。ただフライシートがたるんだ状態でペグを打っているので見た目がイマイチですね。キャノピーはタープを張る予定だったので巻き上げて止めています。

9月の始めで日中はまだまだ暑いこともあり、インナーテントはメッシュのみ閉じて換気をしてましたが、昼食後にテント内で昼寝した際には暑さも気にならず、フライシートの遮熱効果は十分感じられました。

就寝時には長さ190センチ、幅65センチの車中泊マットを2枚並べて寝ましたが、中央に荷物を置くスペースも確保できて窮屈さはありませんでした。狙い通りです。このサイズの車中泊マットなら3枚並べることも可能ですね。ちなみに使用した車中泊マットはこちら。

朝起きた際にフライシート内側が少し結露していましたが、インナーテントのファスナーを全開にしてしばらくすれば乾いていました。撤収時には濡れていることもなく、畳むのにも苦労しませんでした。

2回目の使用は10月15日に同じくくろんど荘キャンプ場へソロキャンプに行ってきました。流石に設営にも慣れ、フライシートもピンと張ることが出来ました。この日は午後からの設営で翌朝には撤収ってこともありタープは設営せず、キャノピーポールを使用することに。キャノピー下のスペースにイスを配置すればソロであれば十分でした。

就寝時には前回同様に車中泊マットを敷きましたが、ソロだと中に荷物やミニテーブルも置けるのでテント内での寝酒がはかどりました。この広さを選んで正解だったと思える瞬間でした。しかし10月中旬にもなると流石に夜は冷え込んできたのでシュラフに潜って就寝。寒さ的には問題なく快適に寝ることが出来たのですが、朝起きた時にびっくり。フライシート内側の結露が凄い。少しでも触れると水滴となって滴り落ちてきます。9月の時とは大違い。ただインナーテント内側は濡れておらず、フライシートが夜露を遮ってくれたということでしょう。ただテントを張った場所が朝日が当たらない場所だったこともあり、フライシートを外す際にインナーテントを濡らしてしまうほど結露していました。そのため帰宅後に改めてテントを干して乾かすこととなりました。気温が低い時期は結露に注意する必要がありそうです。

最後に

フィールドキャンプドーム200について改めてまとめてみると、

  • 設営が簡単で付属品もしっかりしているので買い足し不要でちゃんと設営可能
  • フロア部の面積がソロキャンプにはかなり余裕がありテント内での活動も快適
  • デュオキャンプでも十分すぎる広さ
  • ソロキャンプだとキャノピーポールを使えばタープ不要かも
  • 気温が低いと結露が凄いので要注意

こんな感じでしょうか。結露についてはある程度仕方が無いと思いますので、乾きやすい朝日の当たる場所にテントを設営するなどの工夫が必要だと感じました。ただそれを除けばコスパに優れた非常にお買い得なテントだと感じました。インナーテントの出入り口も大きくメッシュ構造なので換気もしやすく、フライシートの遮熱効果もあるため夏場も快適に使えそうですが、フライシートにスカートが無いため真冬の使用には厳しいかも。とはいえ真冬を除けばこれで十分だと思いました。オススメです。

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